6・10「婦人部の日」を世界が祝福
母は強く賢く
そして勝つ
母!
賢い母。
母!
おっとりとした母。
母!
うるさい母。
母!
聡明な母。
母!
強靭な信念の母。
母!
常に無邪気で賑やかな母。
しかし
嵐に揉まれてきた
母の胸の中には
奥深い人生の激しく燃える
清冽な決意と愛情が
必ずある。
走り急ぎ
娘のブラウスを借りて
会合に現われた
母の若々しさ。
娘のハイヒールを
「悪いけど」と
一言いいながら借りて
会場に颯爽と向かい
帰宅すると
「兄が痛い痛い」と
一週間も嘆く母。
新しい靴も買えないと
愚痴ひとつこぼさず
いじらしいほど
質素に生・き抜いた母。
会合で遅くなり
無知な夫に怒鳴られても
悠然とし立振る舞いで
「正義と福運のためだ」と
強く打ち返しゆく母の
あの予算委員会以上の反論。
「うんうん 僕が悪かった」と
屈服させる
巌窟王のごとき
愛情の塊の母の心意気。
どこかの国の総理大臣に勝る
雄弁であると
皆が讃えゆく母。
学者の夫も
学生の息子も
秀才の娘も
母との論議で
勝てると思って始めても
最終的には
母の賢さと智慧には
まったく敵わない。
母親には絶対に
差別などない。
高級住宅に住んでいるとか
財産があるとか
社会的名声があるとか
子供たちが優秀であるとか
夫の職業が何であるとか
家柄がどうであるとか
そんなことは
まった関係ないのだ。
生きていること
それ自体が
楽しい人生だ。
まことの幸福である。
これが母の真情である。
財産でもない。
名誉でもない。
虚栄でもない。
名声でもない。
社会の役職でもない。
真の母親は
いかなる下積みにあっても
母としての愛情だけは
光っている。
これは
永遠不滅の財宝だ。
愚人に
ほめられる必要はない
嫉妬の人に
ほめられる必要もない。
仏天の誉れある讃嘆が
燦々と輝くばかりに
母の生命を
光り包んでいるのだ。
母は強く
母は賢く
母は勝ったのだ。
「二十一世紀は『女生の世紀』偉大なる世界の母に感謝」より
2012/6/10聖教新聞第3面
会合で遅くなり
無知な夫に怒鳴られても
悠然とし立振る舞いで
「正義と福運のためだ」と
強く打ち返しゆく母の
あの予算委員会以上の反論。
「うんうん 僕が悪かった」と
屈服させる
巌窟王のごとき
愛情の塊の母の心意気。
どこかの国の総理大臣に勝る
雄弁であると
皆が讃えゆく母。
学者の夫も
学生の息子も
秀才の娘も
母との論議で
勝てると思って始めても
最終的には
母の賢さと智慧には
まったく敵わない。
母親には絶対に
差別などない。
高級住宅に住んでいるとか
財産があるとか
社会的名声があるとか
子供たちが優秀であるとか
夫の職業が何であるとか
家柄がどうであるとか
そんなことは
まった関係ないのだ。
生きていること
それ自体が
楽しい人生だ。
まことの幸福である。
これが母の真情である。
財産でもない。
名誉でもない。
虚栄でもない。
名声でもない。
社会の役職でもない。
真の母親は
いかなる下積みにあっても
母としての愛情だけは
光っている。
これは
永遠不滅の財宝だ。
愚人に
ほめられる必要はない
嫉妬の人に
ほめられる必要もない。
仏天の誉れある讃嘆が
燦々と輝くばかりに
母の生命を
光り包んでいるのだ。
母は強く
母は賢く
母は勝ったのだ。
「二十一世紀は『女生の世紀』偉大なる世界の母に感謝」より
2012/6/10聖教新聞第3面
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