Sunday, January 8, 2012

池田名誉会長 桂冠詩人の世界「ありがとう!無冠の友の皆様」

この道を一緒に歩こう

ふと目を開けると
朝早く
新聞の入る音がした。
その音は
濃やかな
生命の言葉を伝える
磨かれた
忘れることのできない
音である。

寒く
星はまだ輝いている。
その中を静かに
使命の思いを凝らしながら
走り来る
無冠の友の
姿は見えない。

しかし
彼らは知っている。
この道を曲がり
そしてまた
あの路地を
熱い息を吐きながら
一軒 また一軒と
胸を高ぶらせながら
広布という
正義と希望の手紙を
配りゆく徒歩の音が
命に高鳴る。

冬の暗い
そして寒き道を
変わらぬ努力の
汗を流しながら
無冠の友は
これでまた一軒
勇気を与えたと
満足しながら
走り去ってゆく。

おお 無冠の友よ!
なんという高貴な名前か。
無始無終を永遠という。

そしてまた
無量無数の財宝を
勝ち誇った名前!
生命は永遠である。
最も尊貴にして深遠な
無上の意義を持つ
無限の希望の人は
最極に強く
正しき光の人だ。

王冠ではなく無冠!
彼は造りたる冠
我は人間として
永遠に自然の冠!
ここに一瞬にして
峻厳な違いがある。

使命 光る。
無冠の皆様ありて
創価の発展は栄む。

走る多宝の方々の勇姿に
最敬礼!
広布の原動力であられる
尊貴な魂を光輝せしめし
壮年部
そして婦人部の方々に
心より最敬礼!
また
広布の魂光る
男女青年部の活躍に感謝!

皆様の御健勝と無事故と
所願が満足しゆくことを
祈りつつ

無冠の友に
栄光あれ
勝利あれ!
健康であれ
長寿であれ!


「我が無冠の友を讃う」より