Tuesday, May 29, 2012

英知の学生部よ!勝ち光れ!創価学会名誉会長 池田 大作

 


             素晴らしき                                                  人生の
                 知性と情熱                                                 真髄生き抜く
                           漲りて                    崇高な
               世紀の勝鬨                  広宣流布の
                 わが弟子見つめん             価値ある日々たれ


 「人間の頭脳ほど力強い存在は、宇宙のどこにもない」
 これは、ロシアの宇宙開発の父ツィオルコフスキーの確信であった。
 人間と生まれてきて、学ぶことができる。考えることができる。頭を使って、価値を創造していくことができる。それが、いかに素晴らしい幸運であり、チャンスであるか。
 なかんずく、若く、みずみずしい頭脳を鍛えて、宇宙大の英知を冴えわたらせ、民衆の幸福のため、社会の繁栄のため、世界の平和のために探求し、行動していく青春は、あまりに尊い。これこそ「行学の二道」に励みゆく、わが男女学生部なのである。
 日蓮大聖人は、身命にも及ぶ佐渡流罪の大難の中にあって、悠然と「本より学文し候し事は仏教をきはめて仏になり恩ある人をも・たすけんと思ふ」(891㌻)と仰せになられた。
 この蓮祖の歩まれた最極の生命の正道にまっすぐに連なっているのが、学生部の日々の前進である.
 昭和三十二年(一九五七年)の六月三十日。北海道の炭労問題、また大阪事件と、法華経に説かれる僣聖増上慢の迫害が吹き荒れる渦中に、師・戸田城聖先生は東京の麻布公会堂で学生部を結成してくださった。
  この日、私は破邪顕正の戦いが続く最前線の夕張から祝電を送った。「われらの学会に学生部が誕生した」と喜んだ、北海道の友の笑顔が蘇る。
 小学校を出て、丁稚奉公で働き、苦労を重ねた北海道広布の父は、やがて愛娘が女子学生部に入り、御義口伝講義の受講者隣成長していく英姿を、希望の宝とされていた。
 御義口伝には、「惣じては日蓮の弟子檀那なり」(752㌻)と仰せである。紛然と競い起こる三障四魔にも怯まず、妙法を唱え弘めてきた、無名にして無冠の父母こそが、最も尊貴な如来であり、仏である。この方々を最大に敬い、守り抜くことが、法華経の最終章に登場する普賢菩薩の誓願でであり、使命なのである。
 「此の法華経を閻浮提に行ずることは普賢菩薩の威神の力に依るなり」(780㌻)と示されている通り、創価の普賢たる学生部が学び鍛えて力をつけた分、世界広布は進むのだ。
 私は十九歳で戸田先生にお会いした。先生の事業の危機を打開し、先生に第二代会長に就任していただいた時は、二十三歳である。まさに学生部の皆さんと同じ年代であった。
 仏法に無駄はない。人より忙しい分、充実がある。苦労は即、栄光だ。「立正安国」の闘争に中でこそ、金剛不壊の汝自身の生命が輝くのだ。
 昭和五十四年(一九七九年)の五月、神奈川文化会館に勇み集ってくれた大学会の友に、私は申し上げた。
 「一人の人材には、万人を指導し、救いゆける力がある。君たちが、師の何十倍、何百倍と成長することが、大聖人が喜ばれ、人類が喜ぶ道です」
 結成から五十五年。学生部は日本中、世界中で新たな人材が躍り出ている。不思議な時が来た。
 世界五大陸の大学と連帯しゆく。わが学生部よ、人類史の先頭に立ちゆく誉れも高く、朗らかに、勝ち光れ!

  2012. 6 大白蓮華 創刊750号より 
 

Sunday, April 29, 2012

世界一の婦人部に幸の宝冠を! 池田大作

 世界一 誇るわれらの 


婦人部は 福徳ゆたかに
 
 使命も尊く


 歴史を振り返れば、残酷な戦乱や抑圧や宿命に、どれほど多くの女性たちの涙が流れてきたことか。
 その悲しみの流転を止め、平和と尊厳と幸福の笑顔の花を、世界中に数え切れぬほど咲き薫らせていく。これが「創価の女性の世紀」である。はるか彼方に思われてきた希望の新時代が、今いよいよ始まっている。
 日蓮大聖人から、「上人」と讃えられた光日尼は、夫を亡くし、頼みとする息子にも先立たれながら、師の励ましを支えに、妙法に毅然と生き抜いた。この母への御聖訓には、「三つの綱は今生において切れました。五つの障りもすでに晴れたことでしょう。心の仏性の月は曇りがなく、身の罪障の垢は消え果てました。あなたこそ即身の仏です。何と尊いことでしょうか」(934㌻、趣意)と仰せになられている。
 「三つの綱」「五つの障り」とは、長い間、不公正に女性を虐げ、苦しめてきた圧迫や束縛のことである。
 たとえ、どんな境遇にあろうとも、題目を唱え、広宣流布の行動に勇みゆく中で、わわ心の天空には、名月が美しく冴えわたるような成仏の境涯を必ず開いていくことができる。
 ありのままの自分自身が尊極なる妙法の当体であることに歓喜して、何ものにも負けない仏の智慧と力を晴れ晴れと解き放っていけるのだ。
 大聖人が示してくださった通りに、「宿命」を「使命」に変え、「救いを待つ凡夫」から「師と共に人々を救いゆく地涌の菩薩」と目覚めて、自他共に幸福を勝ち開いている。これが、世界一の創価の婦人部である。
 あの昭和三十二年の大阪大会。中之島の中央公会堂の場外で、激しい雷雨にも怯まず、「最後は正しい仏法が必ず勝つ」との私の叫びを命に刻みつけてくれた一人の母がいる。
 最愛のわが子との突然の死別。夫妻経営する会社の負債。自らのガン宣告。打ち続く試練を勝ち越え、今、爛漫と勝利の花を咲かせている。「あなたの誠実にはかなわない」と地域からの信頼も厚い。母は語る。
「強気で負けんことが、福運です。師弟不二の命で、今日も明日も広布に走ろう!一人でも青年を励まそう!この心は永遠に変わりません」
 こうした無名にして偉大な母が、いずこにも太陽と輝いておられる。ゆえに、広布の陣列は明るく強い。
 ニュージーランドを代表する平和学者のケビン・クレメンツ博士も、東日本大震災の直後からの婦人部の自発の献身を深く賞讃されている。
 博士は、被災された婦人部の方々の素晴らしい体験が、「困難に直面した時の希望の大切さ」と「人間の持つ力」を教えてくれ、「人類史において女性が果たしてきた役割」を象徴しているとも語られた。
 自愛に満ちた、生命尊厳の平和な社会を築く中心に、創価の母がいる。
 師・戸田城聖先生は言われた。「唱題は勇気を命に点す戦いだ。驚くような変毒為薬の大功徳を必ず現せるんだよ。その貴方の姿が、今度は人々の眼を妙法に開かせるのだ。すごい使命の人生ではないか」
 さあ、世界一の婦人部に、皆で続こう!勇敢に祈り、戦い、勝って、我らの誉れの母たちに、無上の幸の「宝冠」を捧げようではないか!
 
 悲しみも 悩みもすべて


 乗り越えて いつも勝利の
 
 笑顔の女王よ